雀卵斑
俗称そばかすと呼ばれるもので、学童期頃より顔面に多く、針頭大〜釘頭大の不規則な形態の淡褐色〜黒褐色の小色素班が対側性に現れます。夏期に日光照射で増悪し、冬期には消退します。
その他、手背、腕、肩、背などの露出部に見られることもあり、思春期に顕著となることが多いです。
原因
優性遺伝であり、白人種に多く、従って黄色人種でも色白の皮膚に多発します。
治療
日光照射を避け、紫外線斜断剤、サンスクリーンクリーム(10〜15%パラアミノ安息香酸含有クリームなど)を用い、遮光力のあるファンデーション(カバーマークなど)を使って紫外線を防御します。
外用剤としては、特別効果的なものはありませんが、ビタミンCクリームで色を軽減することは可能です。通常、三塩化醋酸塗布による焼灼を行うと、7〜10日間に色素の部分は痂皮となって一緒に剥離します。また、5%ハイドロキノン含有クリームの外用を試みても良いですが、刺激がない場合のみ継続使用します。
全身療法としては、ビタミンC(レアスコルビン酸)の内服、静注、皮下注が有効な場合がありますが、紫外線を防ぐ手段を徹底することも重要です。